バリ島アグン山噴火 最新情報は? 2017/9/30
インドネシア バリ島で一番大きな山 アグン山 が噴火するかも!?とニュースでも取り上げられて早数日。
(ネットではもう1週間近く前から取り上げられてますが・・・。)
実際、インドネシアの災害当局がアグン山噴火警戒レベル4に引き上げたのは2017/9/22で、火山活動自体は8月頃から活発化していたよう。
旅行を予定されていた方々は、キャンセルされたり、ハラハラした日々をお過ごしのことかと思います。
ということで、現時点での情報まとめてみました。
まずはアグン山の場所。
地図の右上の赤丸がアグン山が位置する場所。
また、地図上南部の四角い赤枠が空港や南部ビーチリゾートエリアで多くの宿泊客の方は、この周辺に宿をとられているのではないでしょうか。
具体的には、クタ・レギャン・スミニャック・チャングー・ジンバラン・ヌサドゥア・サヌールといったエリアに火砕流や火山弾が降りそそぐといった直接的な被害は考えづらいという記事はでていましたね。
ハザードマップをみると赤・黄色の地域は島の東部に固まっていることが分かります。
まず噴火による影響として観光客が最も注目しなければならないポイントは
なんといっても空港閉鎖の可能性。
空港が閉鎖されてしまうと元も子もないですからね。。
空港が噴火の影響を受けなかったとしても、火山灰の影響を受ける可能性があり閉鎖という判断になるケースがあるようです。(ウィキペディア引用)
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『火山灰は飛行機の計器に詰まるおそれや、機体の表面に火山灰が付着し、飛行中における微妙な重量のバランスを狂わせるおそれがあるとされる。また火山灰は、マグマから発生するガラス質の粒子を含んでいる可能性があり、これがエンジンの中に入った場合、飛行中のエンジンの高温で溶け、エンジンに損傷を与えたり不調が生じるおそれがある』
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長期的な閉鎖になる可能性もあるので、滞在中の方は代替交通手段を予め検討した方がよさそうです。何が起こるかわかりませんからね。
現地の方の避難状況はというと、
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現地避難者数の推移(※複数ニュースサイト参照)
2017/9/23 9,000人程
2017/9/24 34,000人程
2017/9/25 48,000人程
2017/9/26 75,000人程
2017/9/27 80,000人程
2017/9/28 120,000人程
2017/9/29 140,000人程
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と、ものすごい数ですね。
この数、さすがに避難地域以外からも来てるんじゃ?と思い本日の報道を見てみるとやはりその様で、災害当局が「安全」と判断した地域の住民に関しては帰還を促す方針のようです。
現時点での最新情報としては
・ 避難者の一部帰還
・火山本噴火まで数カ月かかる可能性
・地震の数が昨日より減少
といった、 ところでしょうか。
ネットニュースでは偽の噴火画像や旅行キャンセル率8割といったものも出回ってるみたいですが信頼できる情報を参考にしたほうがよさそうですね。
参照記事は以下からご覧ください。
インドネシア じゃかるた新聞の最新記事(2017/9/30)
ホテルは通常営業 噴火警戒1週間 アグン山 | じゃかるた新聞 インドネシアの日刊邦字新聞
時事ドットコムでは最初の噴火は小規模のとどまる可能性が指摘されています。
本格噴火が起こるまで数カ月予想だそう。(2017/9/30)
最初の噴火は小規模か=バリ島アグン山-インドネシア:時事ドットコム
なんとかアグン山の火山活動がおさまることを祈ってます。
引き続き最新情報ウォッチします。
(2017/9/30 18:45)